「風邪が家族全員にうつる家」が危ない理由
「病気にならない家」6つのルール③
▼「独特のにおい」がある家も要注意
人の家にお邪魔すると、その家独特のにおいを感じることが多々あります。こういう家も、換気が不十分な可能性大。
食べ物や台所の生ゴミ、タバコ、ペット、トイレ、カビ、そして人間の体臭など、家にはさまざまな「においの元」があります。それらが混ざり合って、その家ならではのにおいを作っています。
たとえば育ち盛りの男の兄弟がいる家にお邪魔すると、ちょっと汗臭いようなツンとしたにおいがすることがあります。また、梅雨のシーズンなら、洗濯物の生乾きのようなにおいを感じたりもしますね。
もちろん、十分に換気されていれば、そんなにおいが残ることはありません。室内空気がにおうということは、換気が不十分である証拠でもあるのです。
ただ、自分の家のにおいは気付きにくいもの。もしかしたらあなたの家にも、「独特なにおい」があるかもしれません。
それを確かめるには、外出から帰ったとき、意識してにおいをチェックしてみてください。玄関を開けた瞬間に、家のなかのにおいをかいでみるのです。そのとき少しでも「ん?」とにおいを感じたら、換気の方法を見直すべきです。
また、換気の方法を改善してからも「家のにおいチェック」は習慣にするとよいでしょう。室内空気のちょっとした変化にも敏感になれます。
(『「病気にならない家」6つのルール』より構成)
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